NOBYの地球ひとっ飛び ~ブログ編~ |
欧州バレー便り!
Everyday is Gray!
カテゴリ
全体 Match Report Interview Player / Team Bulgaria Poland France Finland Serbia Russia Italy Belgium 世界選抜 Tryout World Cup 2007 World Championship Others Beijing Olympic Other contries Australia ぼやき 未分類 以前の記事
2012年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2004年 11月 2004年 10月 |
今週火曜日ロシアのDruzbaで、ロシア選抜対ロシアリーグ在籍外国人選抜の試合が行われた。ロシア選抜は代表監督でもあるアレクノ氏が指揮をとり当然ながらほぼ代表選手達。一方の外国人選抜は、ジバ、ショップス、ボール、スタンレー、プリディ、ソト、サムエルボ、ハルダンなど。指揮したのはディナモ・モスクワのバニオリ監督だ。夢のようなメンバーによるこの対戦、試合は3-0でロシア選抜の勝ち!勝敗予測が容易に出来たお祭りカードとはいえ、この日体育館に来場していた超満員のロシアファンを熱狂させたのは間違いなく、会場には往年の名選手達に交じってなんとプーチン大統領の姿も見えた。ネット配信もあったので、世界中の多くのバレーファンがこの試合を目にしたことだろう。
閑話休題。翌日水曜日にパーシャ・アブラモフから電話あり。なんでも来シーズン日本に戻りたいとか・・・ってのはジョーダン!ちょっと前まで大腿部を軽く負傷していたとのこと。それでかどうかはわからないが、オールスター戦のロシア選抜に選ばれることもなく。巷ではワールドカップ後に受けたメディアからのインタビューで監督批判をし、それが原因で監督との間に不協和音が流れているとの噂も・・・。そのことについて確認!どうやらワールドカップからの帰国後正直に自分の意見をメディアに述べたのは事実で、チームのこと、監督のこと、などなど、思うところを正直に語ったらしい。当然マスコミは面白く記事にしたのだろう。 それに対する戒めか?アレクノ氏は今回アブラモフを選抜メンバーに選ばなかった。メンバー発表に対する記者会見で「アブラモフを選出しなかった理由は?」との質問にアレクノ氏はこう答えた。 「なぜアブラモフを選ぶ必要がある?彼よりも力のある才能を持った若い選手が大勢ロシアには居る!」と。ちなみちょっと前、氏が指揮するディナモにアブラモフを誘ったのはまぎれもなくアレクノ氏だった。また去年のワールドカップでアブラモフを12名に選抜し日本へ連れて行ったのも紛れもなく監督本人の決断だった。 アレクノ氏と言えば去年ディナモからイタリアリーグへ移籍が決まったカジスキーに対しても以下のような発言をした。「大黒柱のカジスキーが抜ける穴は大きいのではないか?」との記者からの質問に、「いやそんなことはない。ベレジュコが彼以上の活躍をしてくれるはずだ。私がディナモを指揮して犯した最大のミステイクは、カジスキーを使い続けたことで、ベレジュコというロシアバレーの宝を控え選手にしてしまったということだ。ベレジュコには申し訳ないことをした」 カジスキーがいなければ2年前のロシアリーグ優勝は有り得なかった。 一方外国人選抜を指揮し、今シーズンディナモを指揮するバニオリ氏。イタリアでは優勝請負人監督として有名で、現在JTの加藤がトレビゾに在籍していた当時の監督でもある。あのシーズンも優勝監督となった。当時加藤に対してコメントを求めた時にバニオリ氏が答えたのは「イタリアリーグのトップ選手達と比べるとしたら絶対的にパワーが不足している。しかしながら彼の持ち味を生かし、他選手にないものを武器に活躍してくれることを私は期待している」。正直な評価を下しつつも、ポジティブな言葉でに加藤に対する期待を述べてくれた。 メディアを通しての発言は当然ながら選手個人の耳にも届く。アレクノ氏の発言は当然アブラモフにもカジスキーにも届いている。 ここ数年ロシアチームの試合を見る度に北京五輪でブラジルを破る最右翼はロシアと思っていたが、アレクノ氏の選手に対しての誠意のない発言を聞くと、彼では本当の意味での最高のロシアチームを作り上げるのは無理ではないのかと思ってきた。この監督では選手たちとの信頼関係を築くのは無理なのではないかと。監督は自分の発言に責任を持たなければならない。 ↑やっとこの写真を使える日が来た!左からPに火事好きに普段は全く笑わないものの酔えばやっと笑ったマカロフと、日本で柿の種のトリコになったザレフ!
by luckynoby
| 2008-02-08 03:58
| Russia
|
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||