NOBYの地球ひとっ飛び ~ブログ編~


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欧州バレー便り!
Everyday is Gray!
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泣きたくなったインタビュー

ワルシャワから戻ったその日の夕方、休むまもなく今度は女子のCEVカップの試合の取材に出かけた。2試合中のお目当ての試合には間に合わなかったものの、なんとか目的であるアメリカ選手のインタビューには間に合った。本日のお目当ては「女版カーチキライ」ことトム・ローガン選手。コート内での闘志、リーダーシップ、そして完璧なるオールラウンダーとしてのプレーぶりがそのような称号を彼女に与えたのだろう。インタビューを非常に楽しみにしていたのも事実だ。

し・か・し・だ。結果から言えば彼女の記事を書くことは非常に困難なほどンタビューそのものは辛いものとなった。何を聞いても「アイ・ドンノー」あるいは「アスク・コーチ」としか言わない。インタビュアー泣かせナンバーワンの答えである。勿論こちらとてプロであるからして何とか彼女の口から言葉を出させるべく質問を噛み砕いていくのだが、それでも効果はほとんどなし。返ってくる答えは本当にあっけないワンセンテンスのみ。以前イチローが女性記者を泣かせたということを聞いた事があるが、まさにその心境。用意した質問もあっという間になくなりインタビュー最短記録のような短さで終わってしまった。

本人の名誉のために言うが、別に彼女の人格がどーのではなく、単に言葉少なのだと思う。実際彼女を知る男子選手からも「ナイスガール」とは聞いていたし。ただ本人もそう言う通り「誰に対してもこうなのよ、インタビューは」なのだろう。インタビューとしてレコーダーを回したのがいけなかったのかもしれない。ただそのちょっと前に雑談として話をした元パイオニアの助っ人でもあった彼女がこの上なくフレンドリーで1つの質問に対しこちらが期待する答えの3倍は多く語ってくれるほどのナイスなレディだったのでその好対照ぶりに驚かされたのかもしれない。

まあそれでも何とかして記事には仕上げなければいけないので、頑張るしかないのだが、バレーに携わるようになって、初めて泣きそうになったインタビューだったということで今後絶対に忘れることの出来ない選手となるであろう。
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by luckynoby | 2004-10-26 21:56 | Interview

CEV CUP in Belchatow

ポーランドの田舎町ベルカトフで行われたCEVカップ公式戦、SKRA(POL)対SLAVIA(BUL)を観てきた。ワルシャワから160キロの距離というものの、道路の整備が遅れているこの国ではベルギー~オランダ間の用に車で飛ばせば90分というわけにはいかない。下調べを重ねた上にわかったことは、ワルシャワ~ベルカトフ間に長距離バスが走ってはいるものの、わずか1日に3本、所要時間も3時間半。そして電車で行こうとする場合は、22キロ離れた近隣の駅からローカルバスで行くしかないということだ。そしてこのローカルバスも1時間に1本、そしてこれまた目的地までは約1時間かかるらしい。「ワルシャワから160キロなら大したことないな!」そう思って航空券が安い内に即購入してしまった自分が馬鹿だった。ホテルに電話しても英語が通じない。クラブにメールを出しても返事はこない。5年前に初めてポーランドに行った際も英語が全く通じなかった。その時の悪夢が脳裏をよぎった。

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     ↑ワルシャワ上空より一枚

ワルシャワ入りした直後、携帯にメッセージが入った。ポーランド人ジャーナリストの友人からだ。「ブルガリアチームと一緒にベルカトフ入りしろ!」との提案でブルガリアチームのフライト到着時刻を知らせてくれた。なんともグッドアイデア!!!彼らの到着は午後3時半。約4時間半の待ち時間は勿論ワルシャワ観光に費やした。好天気に恵まれ最高に非常にいい感じの街だ。5年前は真冬で氷点下の中寒すぎて観光なんて出来なかったのに(笑)。

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     ↑無名戦士の墓で行われていたセレモニー

ブルガリアチームとのベルカトフまでのバス旅はなんと4時間。たかが160キロ、されどここはポーランド。とにかく道路事情が最悪極まりない。しかしなんとか無事ベルカトフに到着した。ベルカトフ郊外に位置するホテルは見事なまでの大自然に囲まれてた(つまり何もない)。

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     ↑ホテルに向かうバスから見た怪しげな形をした雲

ポーランドのバレー人気は凄まじい!ヨーロッパで1番バレー人気の高い国である。カトビチェで行われた2001年のワールドリーグの決勝ラウンド。その会場の盛り上がりを今でも鮮明に覚えている。その熱気たるやまるでワールドカップサッカーのそれと同じもだった。2000年のオリンピック欧州予選の時もカトビチェの応援は凄かった。サポーター達の応援がポーランドチームにどれだけ力を授けるか、毎回の事ながらその応援には一種のショックを受ける。だから今回はクラブチームの試合での観客の様子をじっくりと見てみたかった。

試合が土曜の昼間(1時半開始)ということもあって満員とは行かなかった体育館。しかしギャルを筆頭に子供の集団、野郎達で形成されるサポーター軍団。ファン層は様々だ。ギャル達はカメラを持ち人気選手を追い、子供達は色紙とペンを持ち、そしてサポーター達は応援歌を歌いながらホームチームを応援している。そして勿論選手の奥さん&家族達。ここだけ応援のテンションは低い(笑)。

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   ↑試合前のSLAVIAチーム(チームを引っ張るキャプテンのカジスキー)
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   ↑ナショナル代表を5人抱えるSKRA
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   ↑SLAVIA

ナショナルチーム選手を大勢抱えるSKRA。それに比べナショナル代表はわずか2人というSLAVIA、正直前評判はSKRAである。1週間前にソフィアで行われた同カードでもSKRAが3-1でアウェーゲームをものにしている。試合はブルガリアの超新星カジスキーの活躍で第1.2セットSLAVIAがかなり優位に試合を進めたものの、最後は経験不足からか逆転をくらいあっさりと3-0でSKRAの勝ち!

喜びに沸くSKRAチームとサポーター。それに対してがっくり肩を落とすしかないSLAVIA選手達。試合内容だけみれば「正直期待はずれに」終わろうとしていたこの試合。感動は試合後に起きた。地元チームの祝福が終わった後に突然起こった「matey kaziyski!!!」の大合唱!!!敵チームのキャプテンであり、そして孤軍奮闘でslaviaチームを引っ張った若干20歳の選手の名前が何度も何度も繰り返しコールされている。戦いが終わればノーサイド!敵軍に感謝の意味を込めてのこのコールか。いや単にカジスキーの凄すぎるプレーぶりに感動を覚えたSKRAサポーター達の素直な気持ちの表れだったのかもしれない。当然の事ながらSLAVIAの選手達にもこの大コールは届いた。自発的に違いない。カジスキーは腰掛けていたベンチから立ち上がるとSKRAサポーター達の元へとかけていった。そしてハイタッチ!!!それに続くSLAVIAの全選手達!実に感動的な光景であった。時間にしてわずか1,2分ではあったがこれほど感動した瞬間はなかった。ポーランドのサポーター達の心温まる紳士的な態度。これを体感できただけでベルカトフまで行って良かったと思う。

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   ↑SKRAサポーター達とハイタッチをするSLAVIAの選手達
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by luckynoby | 2004-10-24 03:00 | Match Report

Pavel Abramov (RSU)

素顔のバレーボーラー

第1回:パーベル・アブラモフ

英語が全く通じないロシアチームにあって、英語を流暢に操ると言うだけで驚いた。しかし奴に対する驚きはそれだけではなかった。ロシアの東大、いや東大以上に難しいと言われるロシア大学の地理学部に一般入試で入学し、落第することなく卒業したのだという。しかも19歳から23歳までのその期間、バレーボールではジュニアとシニアナショナルチームの代表も兼ねていたにもかかわらずだ。神は二物を与えずというが、奴に関しては例外なのかもしれない。学業とスポーツいずれの世界でも奴は間違いなくトップを極めた。

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どちらかと言えば第一印象で損をするタイプだ。愛想笑いはまずしない。顔の表情も豊かな方ではない。母親をも怖がらせてしまうその高圧的態度。他人に媚びへつらうことをせず、自分に嘘をつかない。自分の信念を曲げることは決してしない。超がつく頑固者である。頑固であることが決して良い事とは思わないが、自分の考えに確固たる理論と信念を持ち、回りに流されることのないその姿勢は尊敬に値する。

趣味は映画に読書に写真に音楽鑑賞。バレーをしている時は時間がほとんどとれないが、モスクワにいたときはオペラ鑑賞もよくしたらしい。テレビはほとんど見ない。話題が常に豊富で、多くのことに知識を持つ。三島にいる今は残念ながら趣味に費やす自由な時間がそれほどないが、コンピューターは来日初日に新宿で購入したし、暇つぶし用にとお爺さんの形見のギターも持ってきた。三島では新たな趣味に生け花が加わった。毎週月曜日の夕方教室に通っている。

女性に関しては超のつく面食いだ。今まで犠牲となった、いや失礼、付き合った女性は皆かなりの美人でありグラマラスな肉体を持つ女性ばかりだ。そして女性に求めるものはこれらにプラスし知性と教養。気に入った女性をゲットするためのノウハウがあるのだろう。ゲット出来なかったことは今まで一度もないらしい。女性の付き合い方も熟知している。様々な場面でしつこいほどアドバイスや注意を受けた。日本とロシアの考え方の違いを説明したとしても、「いや違う!この場合女性はこうして欲しいはず」との一点張り。このようなところにも奴の頑固さが見え隠れする。ロシアではかなりモテルようだ。

事実とは言え奴のことを褒め続けてもしかたがない。ならば彼の唯一の弱点。それは音痴であるということ。本人は薀蓄をたれるが、彼の歌唱力には疑問符がつく。モスクワでは良く通ったカラオケ。日本でも何度か通ったことがある。十八番はフランク・シナトラのマイウェイ? 笑わせてくれる。初めて聞いたときはあまりにもの歌唱力に耳を疑った。嘘ではない。負けず嫌いの本人曰く「ロシア語の歌なら上手に歌える」らしい。(俺は信じない)

普段はバレーの話を一切しない間柄であるが、パーベル・アブラモフ、友として最大の賛辞を送ろう。 プラチーブナ!

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by luckynoby | 2004-10-17 02:04 | Player / Team

素顔のバレーボーラー

このコーナーではNOBYが取材を通じて知りえた一流選手の素顔をご紹介していきます。世界のスター選手といえども話してみると以外とシャイだったり、ユーモア溢れる話し上手だったり、はたまたびっくりするような経歴の持ち主だったり・・・。コート上だけでは知りえることのない選手達の意外な素顔!をご紹介します。

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←記念すべき最初の写真は今季も東レアローズでプレーをするアブラモフとロシアのチームメート達inライプチヒ(ドイツ)
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by luckynoby | 2004-10-16 23:00

ご挨拶

はじめまして。

ベルギー在住のスポーツライターのNOBYと申します。
ヨーロッパの新聞、そして日本の雑誌に
欧州スポーツを紹介するかたわら、
フリーランスというフットワークの軽さを生かして、まあいろいろと
ヨーロッパでの生活をエンジョイしています。

前から一度HPってのをやってみたかったのですが、
どーも難しいのと根が怠け者なので、
予定は未定のまま時間だけが過ぎ去っていきました・・・。
しかし世の中は本当に日々便利になっていくようで、
超簡単なブログなるものが登場!

さっそく将来のHP作成に向けてまずはブログからスタートです。

とりあえずこのブログでは欧州でのバレーに関して、
気の向いた時だけ語っていこうと思っています。

尚気の向くまま自由気ままに頭を使わずに語っていきますので、
あ・し・か・ら・ず・・・。
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by luckynoby | 2004-10-16 21:29


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