NOBYの地球ひとっ飛び ~ブログ編~


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by luckynoby
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欧州バレー便り!
Everyday is Gray!
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世界選手権の組み合わせに関して

まさにこんなんあり?

A:JPN・ARG・POL・CHN・EGY・PUE
B:BRA・FRA・GRE・CUB・AUS・GRE
C:ITA・USA・VEN・BUL・CZE・IRA
D:SCG・RUS・CAN・KOR・TUN・KAZ

全日本は本当に楽なグループに入ったな。
まあ今の全日本に楽な戦いなどあろうはずはないのだが、

つうかこんな抽選結果によくもなったなと!!!

アルゼンチンは最近見てないからわからないけれど、勝てない相手はポーランドくらい?勿論その他(中国、エジプト、プエルトリコ)だって(日本が戦うという意味で)強豪なのは間違いないけれど、1時リーグ突破は間違いないだろう!っていうかこれで1次リーグ勝ち進めなかったら終わりだな。

2次で日本が当たるのはDグループから上がってきた4チームか。
Dグループの2強はなんと言おうと当然ロシアとセルモンで、この2強には歯が立たないにしても、あとは韓国、カナダ、カザフスタンとチュニジアあたり。ここらは上手いこと行けば勝てるかもってわけだ。

それに比べてBグループ、Cグループの大激戦なこと!!!

Bグループが、ブラジル、フランス、ギリシャ、キューバ、豪州、ドイツ。
Cグループがイタリア、アメリカ、ベネズエラ、ブルガリア、チェコにイラン。

はっきり言ってこのグループに日本が入ってたらまず勝てそうにない相手のオンパレードだ。イラン以外の国は実際にここ2年で間近に見ているチームだけに、彼等の強さははっきり行って日本の勝てるレベルではない!と断言できる!!!

まあ優勝するためには結局最後まで勝ち進まなければいけないわけだから、王者ブラジルやイタリアなどの強豪国はそれほど気にしないことなのかもしれないけれど、例えばオーストラリアのように1次突破を目標に参戦する国にとってはこのB,Cグループに入ってしまったのは不運としか言いようがない。全日本がBもしくはCグループに入ってたら95%の確立で一次敗戦だろ、絶対に!!!

組み合わせが発表になった後植田監督は目標をベスト8に掲げたとのこと。まあ「メダルを取りに行く!」なんて大それたことを言わなかっただけマシなんだけれども、仮にBかCのどちらかに入ったとしても同じような目標を掲げたのだろうか???

Bグループなんてブラジルは別格としても残る5チームはほぼ横一線。強いて挙げるなら力が落ちるのはオーストラリアくらいか。それでも当然のようにハワードやバンビーストらベテランが復帰してくるオーストラリアは全日本より強いはず!>断言!!!

Cグループの中では最も2次リーグに上がる可能性の低いチームがイランなのだろうけれど、予測不可能なのが残る予選敗退の1チーム。この激戦区のCグループではこれがチェコやブルガリアなどの強豪になる可能性もわけで、下手すればこれがイタリアやアメリカになる可能性だって十分にある。グラチャンでアメリカがイタリアに勝ったように、ブルガリアやベネズエラやチェコを加えたこのあたりが星の潰しあいをすればどうなるか全く予想はつかないのが正直なところ。見るほうにとっては非常に見ごたえのあるグループ、やる方にとってはまったく気の抜けないグループがこのBとCだ。

B.Cに比べて明らかに魅力薄れるAとDではポーランド、ロシア、セルモンあたりが一次を楽に勝ちあがるのだろう。若手に経験を積ませる場になるのだろうか。

それにしても今回の抽選会!これだけでも見に行きたかった。
オペラグラス持参でね。
まさか抽選の玉を引いたのは引田天功女史じゃないよな?
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by luckynoby | 2005-11-30 22:18

アメリカがイタリアにストレートで勝った?         


とのこと。それは良かった。予想を覆される結果はやはり楽しいものだ。

2週間前欧州チャンピョンズリーグでベルギーにやってきたスタンレー(アメリカ)と話した際に、かなり意地悪な質問をしてみた。以下の通り!

N:世界トップ4のブラジル、イタリア、ロシア、セルモンとの見えない壁ってなんだと思う。いつも大事な時には勝てないわけだけれど?

S:ミスをするかしないか。自分達のバレーが出来るかどうかだろ。自分達のバレーがミスなく出来て、そして相手が自分達のバレーを出来なかったとしたら勝機はあると思う。

N:なら相手も100%、アメリカも100%のバレーの場合はやはり世界のトップ4にはまだまだ足りない何かがあるわけだ。駄目じゃん(笑)。

S:アメリカは早い攻撃に対するブロックが他と比べて弱いから、そこが強化されれば追いつくのは問題ないと思う。

N:大黒柱のロイ(ボール)が抜けた穴はやっぱり大きい?

S:いやそれほどは・・・。スージョーもいいセッターだし、トム(ホフ)がチームを上手くまとめてくれるし。

N:ズバリグラチャンでの目標は?

S:出る試合全てに勝利だよ!つまり優勝!

N:グラチャンって意義ある大会だと思う?各国大事な国内リーグの途中に怪我をしたら元も子もないし皆本気でやるものかね?

S:それは個人の考えによるだろ。俺はプロとしてこれだけ賞金のかかる大会はとても魅力的だけど。
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by luckynoby | 2005-11-26 17:26 | Interview

グラチャンよりもスーパーコッパ! ~スペインカップ~ 


グラチャンって盛り上ってるのかな?

先月から今月にかけて「グラチャンの時には戻ってこないのですか?」ってよく聞かれたな。間髪いれず「行きません!」と答えたけど。

日本に戻る飛行機だけで10マン超。そしてプラス滞在費、食事・・・エトセトラ。勿論帰ればいろいろな人と会って交際費もそれなりにかかるし、20万くらいあっというまなんだよね。20マンだよ?欧州バレー観戦の旅5回は行ける。それに全く眠れないままの12時間の超ロングフライトはかなりキツイっす!日本に着けば時差ぼけに悩まされて下手すりゃ1週間はぼーっとしたままの生活が続くし・・・。これらをトータルで考えるとやはりグラチャン程度の大会では帰るわけにはいかないな!と今回は即決。(4年前は最終日だけ見に帰ったりもしたんだけどね)

グラチャン開催中って実は楽しみな欧州チャンピョンズリーグも一時中断されているんだよね。前後大体4週間かな。だからそんな今は仕事のペースもバレーに関してはちょっとした閑散期!!!ここぞとばかりに他のスポーツを追いかけてる。バスケとかバスケとか格闘技とか格闘技とか。

グラチャン予想?優勝争いはやはりブラジルとイタリアでしょう?アメリカのスタンレーは優勝狙うぞ!なんて意気込んでたけど。どうかなあ???

今週はそんなグラチャンに背を向けて超マイナーなスーパーカップ(コッパスペイン)を見に行ってきます。行き先はスペイン北部のミランダ・デ・エブロという街!ほとんどフランス国境だから寒いだろうなあ。スペインカップ決勝戦!5日前に急遽決めたのだ。カードはアルメリア対マヨルカ!今回のお目当てはアンティガでもヤニッチでもモルトーでもファラスカ兄でも、勿論チャーリーでもなくて、昔食べてその味が未だに忘れることの出来ないスペインのアホスープ(にんにくスープ)!・・・な~んてのは勿論冗談だけど強いて上げるなら先の欧州選手権でスパイク賞を獲得したパスカル2世のイスラエルをじっくり見ること!!!とにかく凄いから!!!

「腹筋怪我したから多分試合にでないぞ~!」
チャーリーの野郎、嬉しそうにスカイプしてきた。むかつく!(笑)

しゃーない、大好きなスペイン料理を満喫しに行って来ることにしよう!
特にアホスープ(にんにくスープ)マジで旨いんだわ。
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↑脅威のジャンプ力が持ち味のイスラエル
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by luckynoby | 2005-11-22 05:40 | Others

全日本男子アジア選手権での快進撃の秘密?      ~ハーディ(AUSキャプテン)が語る~


b0046170_18431659.jpg『タイでの全日本?そりゃチームとしてよく機能していたのが最大の勝因だと思うよ。個人の能力が秀でているとは決して思えない。杉山が大会のMVPを取ったけれども、確かに決勝での彼は大活躍した。しかし大会を通してとなると、ある日は荻野だったり、ある日は斉藤だったり、越川だったり、前半ではもう一人のレフト、名前わすれたけれど、彼も非常に素晴らしい活躍をしてたしね。毎日違ったMVPがいた。なんていうのかな、セルフ・バランス?とにかく足りないものを他の選手が補ってチームとしてバランスが非常に良かった。それがタイでの全日本に対してのイメージかな。ただ今のこのメンバーで3年後の北京まで勝負するのかな?と思うと違うんじゃないかとも思う。まさか35歳の荻野にこれから3年今のポジションや役割を任せるのは本当に酷だと思うし。アジアでは見事に優勝を飾った全日本だけど世界と戦うとなるとどうだろう?やはり強烈なスパイクを打てるスパイカーも必要となってくるのではないかな。どれだけ早い攻撃を追及していったとしても、やはり世界と対等に戦うにはそれだけでは不可能だからね。ほぼ毎年全日本の戦っているけど、とにかく今年の全日本はまとまっていた。ただね、正直なんでこんなにも毎年メンバーが変わるのかが不思議!確かに監督やスタッフが変わっているのなら仕方がないのかもしれないけれど、核となる選手はしっかりと長期的視野で育てていかないといけないだろ?世界中こんなにもメンバーが変わるのは全日本くらいだと思うよ。AUSがベストメンバーを揃えていたら勝てるかって?それはわからないなあ(笑)。でもベストメンバーだったとしたらタイでの俺達より数倍は力を持つチームだったのは間違いない。だから来年の世界選手権では全日本と同じグループに入ってベストメンバーでタイでのリベンジを果たしたいな』。
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by luckynoby | 2005-11-11 18:49 | Interview

イラクリスが負けた! ~欧州チャンピョンズリーグ~


いやあ、昨日もいい試合を見させてもらった。大・大満足!

イラクリス対ロッセラーレ!
イラクリスがギリシャチャンプでロッセラーレがベルギーチャンプ。
イラクリスは去年の欧州チャンピョンズリーグの準優勝チームで、
今年も優勝候補の一角を占める強豪チームなら、今年のロッセラーレは謙虚にベスト8が目標と、本来ならチーム力も横綱と小結ほどの実力差があるだろう両チーム。正直なところあまり期待はしてなかったんだけれども・・・。

し~か~しだ、シナリオ通りにならないのがバレーボールの面白いところ。
それになんと言っても俺の予想はまず当たらないのだ(笑)
(だから?)結果は大接戦の末にロッセラーレの勝利!!!
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↑のように非常に手に汗握る大接戦となった。
いや実のところ3-0のストレートでロッセラーレが勝ってもおかしくない試合だった。第3セット後半からのイラクリスの猛烈な追い上げで白熱した大接戦になったのだ。
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アメリカ3人衆(ボール、ホフ、スタンレー)や、イタリアのイケメン・チェルニッチなど豪華メンバーなイラクリスに対し、ロッセラーレはマイナー選手(失礼!)ばかり。誰がどう見てもイラクリス優位のはずだったから、どんなに劣勢になろうとも絶対にイラクリスが挽回するだろうと思ってた。第1、第2セットをとられて後がなくなったとしてもイラクリスの挽回を信じてた。実際にその通りに第3、第4セットをイラクリスが取り返した時には「ほ~らみろ!強いチームが勝つんだよ!」と(笑)。

しかし25-23白熱の第5セットは両者一歩も引かぬまま脅威の粘りを見せたロッセラーレに軍配!湧き上がる観客、飛び上がって喜ぶロッセラーレの選手達、一方足早に控え室に消えたボールとチェルニッチを始めとするイラクリスの選手達。ホフとクレイトンは肩をがっくり落としたままストレッチを黙々とこなしていた。勿論言葉など交わすはずもなく・・・。
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ロッセラーレの勝因はずばりサーブ!それも強烈なジャンプサーブ一辺倒ではなくて、強弱・前後・左右コースをついた様々なタイプのサーブでイラクリスの守備を完璧に崩したこと。特に主審がホイッスルを吹くと同時に打ち込まれるセンターを狙ったジャンピングフローターの見事なこと!!!センター攻撃を潰されたイラクリスは完全にオフェンスパターンでロッセラーレに負けていた。
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それにしても先週のTOURS対ディナモといい、昨日のこの試合といいやはり欧州チャンピョンズリーグってめちゃ凄いや!!!レベルが高すぎる!!!そしてとにかく魅せてくれる!!!各国チャンピョンが欧州ナンバーワンを目指す大会だからレベルが高いのは当たり前なんだけれども、例年に比べて今年は確実に試合のレベルがアップしている!フルセットの試合が多いってのもそれを証明してるよね。俺的にはフルセットは疲れて嫌なんだけど(笑)。

来週からはグラチャンの為しばらく休みになる欧州チャンピョンズリーグ。12月の6日から再開する。次回の観戦予定は12月6日!いよいよイタリアチャンプのトレビソがベルギーにやってくるのだ。
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by luckynoby | 2005-11-10 19:18 | Match Report

高橋みゆき選手に関して


どう思いますか?とのメールをいただいた。
NECから1年のレンタルで現在イタリアリーグに参加している彼女を気にかけているファンの方からである。

彼女のことは直接には知らないし、イタリアリーグでプレーする彼女を見たわけでもないので多くは語れないのだが、ネットで情報を得る限りはかなり苦戦している様子だ。

ワールドカップ2003の開催中、東レに合流したばかりのアブラモフと一緒に全日本女子の試合をテレビ観戦していた時、彼が全日本女子の中で一番賞賛していたのが彼女だった。攻守ともにそつなくこなし、早い移動攻撃で相手ブロッカーを翻弄し、また相手ブロックを使ってのスパイクも非常に良く決まっていた。私も彼の意見に同意した。

彼女が海外に行きたがっていると耳にしたのは昨年春、彼女と全日本を一緒に戦った某選手から。「彼女の明るい性格ならばコミュニケーションという部分でもそれほど問題はあるまい。問題があるとしたらただ1つ。彼女の得意な早い攻撃に併せてトスを上げられるセッターがいるかどうか?だと思うよ」私はそう答えた。

世界最高峰のイタリアリーグ。ナショナルチームの活動がシーズン開始直前まであるため外国人を多く抱えるチームでは、当然ながらセッターとスパイカーのコンビ合わせの時間もそれほど取ることなくリーグが始まるのが現状である。しかしそこは世界のトップ選手達、上げられたトスを高さとパワーで打ちこなす技量を彼女達は持ち合わせている。イタリアやその他欧州のトップクラブでは日本のチームのように時間をかけてチームを作り上げるという概念はない。

高橋みゆき選手。間違いなく日本のトップ選手の一人である。彼女が輝く時、それは彼女が得意とするトスを上げられるセッター、いわば女房役がいる時。日本で言えば竹下選手がそれにあたるのだろう。相手ブロッカーの裏をかくような早く複雑なトスアップが出来るセッターがいてこそ彼女は力を発揮する。逆を言えば彼女の良さを引き出すセッターがいなければ彼女は光ることなくその他大勢の選手の1人でしかないのだ。

はたして現在彼女の所属するイタリアのチームには彼女の女房になりえるセッターがいるのだろうか?恐らくいないのではないか。いなくても当然だと思う。なぜなら多くのイタリアの強豪チームにはトスを高く上げておくだけで決めてくれる強力なエーススパイカーがいるからだ。

彼女のレンタル期間は1シーズンとのこと。1シーズンで彼女が彼女の持ちえる全てをイタリアで出すには時間的に非常に厳しいことが予想される。

「何でレンタルなんだろう?何で一年なんだろう???」

仮に1年であったとしても彼女がイタリアリーグに参加することは非常に意義があるし、多くのものを学んでくるのは間違いないだろう。レベルの高さは勿論、海外の選手達のプロ意識、バレーに対する考え方もリセットされて戻ってくるかもしれない。その位日本のバレーと欧州のバレーは根本的に違う。

彼女がイタリアに行きたがっていると聞いたとき、「明るくてガッツがある彼女なら成し遂げるだろう!」と正直に思った。

しかし「1年レンタル!」と聞いたときには「それは違うだろう!」と。

戻るチームが存在するということは甘えになりはしないか?1年という限定では彼女のスタイルを考えると力を十二分に発揮するには時間がたりなすぎるのではないか?男子ではあるがあのジルソンだって、アブラモフだって初年度はその実力を発揮することに非常に苦労した。ナウベルチ(ブラジル)や、パスカル(スペイン)当時まぎれもなく世界トップ級の選手達ですら本領発揮とはいえなかった。

高橋選手並びにNECはそのあたりまで考慮して1年という期限を決定したのだろうか?また本人がきちんと活躍出きるチームであるか否かのリサーチを十分にしたのだろうか?

最後にグラチャンには出場しない高橋選手に関して・・・。

FIVBの規定には国外でプレーする選手はFIVB主催の大会を優先するという規定があり、役1週間前にはナショナルチームの練習に参加することが許される。従ってイタリアのクラブが彼女を放出しなかったということは考えられない。またこの時期イタリアのリーグは休みになる。おそらく本人と全日本柳本監督、そしてクラブチームの話合いの元で下された決定ではあると思うが、これはどう考えても彼女を特別に扱いしすぎのような気がしてならない。

彼女のイタリアでの成功の為?それも良しとしよう。しかしこれが仮に世界選手権やオリンピックであれば、彼女は絶対に呼ばれているに違いない。だとするとグラチャンでの柳本全日本は現在成しえるトップ12名による全日本での世界のトップチームと戦うという意義あるチャレンジを放棄したというわけだ。

グラチャンの為だけに12時間以上のロングフライトでイタリアから戻り、時差ぼけのあるまま全日本の合宿に合流。そして大会後即イタリアの所属チームにもどり試合に出場!!!このハードさこそ、本当の意味でプロバレーボーラーとしての宿命だと思うのだが・・・。

何はともあれ高橋選手には頑張ってもらいたい。
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by luckynoby | 2005-11-09 22:48

大興奮の翌日には・・・  ~マザイク対DUREN~


大興奮が治まらない翌日、日本から欧州バレーの視察に来たSさんと一緒に翌日ベルギーへ向かった。この日の観戦カードはマザイク(ベルギー)対DUREN(ドイツ)。これもまた欧州チャンピョンズリーグ公式戦だ。

オランダ人2人、ブルガリア人1人、ポルトガル人1人、ドイツ人1人、アメリカ人1人をスタメンに揃えるマザイク。いずれもナショナル代表のメンバーで強力の布陣のはずなのだが・・・。どーも今年は調子が良くない。花野(現サントリー)がいた頃のような圧倒的な力が見られず、現在ベルギー国内リーグにおいても調子が上がらずにいる。

一方のDURENはドイツの中ではいつも3番手以下に甘んじていたチーム。しかしながら初参戦の今年の欧州チャンピョンズリーグ第1週ではイタリアのトレビソ相手にフルセットの戦いを見せたチーム。決して弱いわけではない。

試合???

はっきり言って凡戦!第2セットこそ37-35という競った試合になったものの、睡魔と戦いながら気がついたら終わっていたという感じ(笑)。まあ前日のTOURS対ディナモの大興奮の試合と比較してしまったのも事実なのだが・・・。

マザイクの今年の不調は、レセプションが非常に弱いいうことと、チームを引っ張るリーダーがいないということ。

対するDURENは小粒ながらも非常に頑張っている。特に190センチと小柄ながら極太の大腿部で脅威の120センチ超のジャンプ力を誇るオポジットのクエロ(ベネズエラ)はそのジャンプだけで観衆を唸らすほどだが、それでもトータルでは欧州チャンピョンリーグの上位に食い込むチームとは思わない・・・。

欧州チャンピョンズリーグ、毎週ヨーロッパの各国で開催中である。来週はどこへ行こうか。久しぶりにイタリアリーグも行きたくなってきた。しかしやはり今一番興味をそそられるのは断然ロシアリーグなのである。

ベルギーに住む2つの利点:
①美味しい食べ物に不自由しないこと。
②欧州内どこでも気軽に移動できること。 以上!

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↑勝利に喜ぶDURENとまさかのホーム敗戦にがっくり肩を落とすマザイク
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by luckynoby | 2005-11-04 18:40 | Match Report

大興奮!チャンピョンズリーグ優勝候補同士の戦い!           ~TOURS対ディナモ~


パリから特急列車TGVで南へ約1時間の町、"TOURS"。
欧州バレーファンであれば必ずしや聞いたことのある都市名であるに違いない。
昨年の欧州チャンピョンズリーグ覇者がToursだからだ。
個人的には以前からギリシャのテッサロニキ、ドイツのFRIEDRICHSHAFENと並び一度は訪れ、フランス1と言われるバレー熱を体感してみたかった土地である。

TOURS対ディナモ!

欧州チャンピョンズリーグ第3週目の11月1日、早くも今年度優勝候補同士の激突というエキサイティングなカードが組まれた。

当日券も全て売り切れ立ち見客で膨れ上がったこの日のこの会場。観客全員が興奮と共に声高らかに一方的に地元TOURSに応援の声を送る中始まった第1セットはいきなりTOURSのスーパーエース、ニコロフの豪快なサービスエースで得点となった。さすがニコロフ!昨年度の欧州MVPである。しかし次のサーブを何とかセッターに返したディナモの1発目、こちらもやはりエース、マテイ・カジスキーの強烈過ぎるスパイクからだ。ブロックの上をいく高さとパワー溢れるスパイクは説得力十分の力強さでTOURSのコートに突き刺さった。

ブルガリア代表2大エースによる強烈なパワーバレーで点の取り合いで幕を開けたこの試合、早くも嵐の予感である。欧州チャンピョンの座を死守したいTOURS、奪取したいディナモ。優勝候補の両チームに相応しい両者譲らずの大接戦が早くも予想された。

予想通り両者一歩も引かぬ大接戦となった両者の試合。高さとパワーと若さのディナモ、そしてバランスの取れたチームバレー+ニコロフの破壊力が特徴のTOURS。個性は全く違う両チームだが強さという点では両者共に観客を即納得させる凄さ!を持っている。高さ、パワー、スピード、気迫、集中力、頭脳的プレーエトセトラ・・・。予選ラウンドの段階ながらこの両チームによる白熱した点の取り合いはまさに、昨シーズンテッサロニキで観た決勝ラウンドのそれと変わらぬハイレベルのものである。


~~~~とまあ、この調子でフルセットまでもつれたこの試合そのもののレポートを長々と書いている余裕はないので、細かいレポートは割愛することにするが、代わりにこの大興奮の試合中自分がその瞬間瞬間で感じたことを率直にメモした走り書きを以下に紹介してみたいと思う。

<第1セット>
●ロシア18番、ブロック決めた直後でんぐり返し、何故に?????
●バーサ、余裕ジャン>ちらっとこちらを見てニヤケたTOURSのリベロ
●ディナモ凄すぎるまでの豪華な面子!>世界選抜のようなメンバーをみて
>この中じゃあ全日本のメンバーでもボール拾いだな!
●凄い!マテイもうロシア語で会話か!(チーム合流後まだ2ヶ月なのに)
●あれ、9番までもでんぐり返しをした!なんだこれは?????
●コート内での指示を忘れないエノ!>リベロの鏡だ!露語?
●マテイ凄いぞ!この状況でなぜにそこまで落ち着ける?
●でけーよ、ディナモ!!!>215,210,205,202、200センチとコートにいるメンバーを見て。

<第2セット>
●TOURSのセッターは見事なまでに立体的なバレーで相手を振る!
●このジュースは鳥肌もんだ!!!
●マテイ、凄え、一本でドンピシャ、ニコロフ止める!
●おいおい、どこまで続くよ、このジュース!(37-37)
●エゴルチェフ、最後に2本続けてブロック!さすがロシア代表!

<第3セット>
●何?2セット通じてマテイの決定率が73%?凄すぎる!!!>記者席に配られたレポートを見ながら
●マテイがいる限りこのチームは安定だな!>イバンと共通のものあり!>っていうか合流2ヶ月でもうエースか???
●こんな試合絶対に日本では見れない>やっぱりVリーグ帰国観戦再考の余地あり!
●ディナモのメンバー若い・・・85年、84年、84年、81年???

<第4セットメモなし>

<第5セット>
●データバレーの極みだな!>セットごとにかわる攻撃パターンをみて
●ボシュカン気合入りすぎ!!!
●全く想像つかない勝者の行方!!!
●もうさすがに駄目か・・・>2点差14-12
●やっと終わった・・・ 大興奮!来て良かった!!!
●ははは、仕返しどんぐり返しだ!>試合後ロシアメンバーのお株を奪うどんぐり返しをするTORSの面々!
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●親友初対決マテイ対ニコロフ!今回はニコロフに軍配?
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試合のクオリティ、選手達の気迫、会場(サポーター)の盛り上がり、全てにおいて完璧だったこの日の試合。観戦していた観客も幸せなら、こんなハイレベルな試合をした選手達にとっても勝敗以外に意義のあるものだったに違いない。

この試合で思ったこと&感じたこと。
●TOURSが2連覇するかも?
●マテイ・カジスキーはとにかく凄すぎる!
●ロシアはとにかく人材の宝庫だ!

試合後会場にゾラン・ガイッチ氏(シドニー五輪金メダル監督、現ロシア代表監督)と突然の再会!お互いの存在にびっくりしながら会話をした後、彼はディナモの面々と即座に空港へ・・・。このチームもまたイスクラのようにチーム所有の自家用機で即モスクワへ飛び立った。

↓とにかく個々のポテンシャルが凄かったディナモ。
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↓チームとしてのまとまりにディナモとの差があったTOURS
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by luckynoby | 2005-11-04 06:36 | Match Report


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