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NOBYの地球ひとっ飛び ~ブログ編~


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欧州バレー便り!
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新生USAチーム!  

新生USAチーム!  _b0046170_1832039.jpg

WLのオランダ対アメリカを観戦してきました。

注目点はいくつかあったのですが、その中でも特に注目していたのは

*ベテランの抜けたアメリカがどのようなバレーをしているのか、しようとしているのか。

という点。ベテランが抜けたと言っても正式に代表チームを引退したのはボールとガードナーの2人のみ。ホフ、スタンレー、プリディ、ミラー、鮭などは時期を見て代表に復帰するそうです。がやはり次の目標であるロンドン五輪に向けてチームを作り上げるには若手の成長は必須条件なわけで、ワールドリーグは若手主体で戦うであろうことは容易に予測がつきました。

オランダ大会に参加していたメンバーで五輪のスタメンメンバーはミドルのリーとリベロのランボーンのみ。今回コートに入ったメンバーで顔が判別出来たのは今まで控えセッターだったハンセンと、ワールドカップなどで来日していた東レの今田君似のルーニーくらいだったでしょうか。彼らに関してもプレーはまともに見たことがなかったというのが正直なところですが、それほど若返った新生アメリカチームでした。

さて試合。正直なところ現段階でのアメリカは試合を通じてチームを作り上げている段階、いやチームとしての方向性を見つけていこうとしている段階のようです。チームの個性がはっきりしていません。試合の序盤、中盤と競った試合をし接戦が期待されたもの、終盤の競り合い、ラリーでのちぐはぐした攻撃とミスの連発にチームとしての若さが出たと思います。

一方のオランダはブランジェ監督の下、ほぼ同じメンバーですでにここ数年戦っていますからチームのまとまり具合でアメリカに比べ数段上でした。エースのホルスティンクスがこの日は後半の決め所で得点を入れ確実にラリーをものにしていたのが一番の勝因だったと思います。オポジットのカイもようやくミスをしない選手に育ってきました。

試合後ほぼ全員のプレスがブランジェ監督を囲む中、アメリカのクニッペ監督に話を聞きました。新チームの方向性は「現段階ではチームとしてのアイデンティティを模索している状態。構想としてははアメリカ本来の持ち味である「サーブ&パス(レセプション)」を基礎として、ミスの少ないチームを作り上でたい」そうです。またこのチームの目標は「今年に限れば、とにかく現段階で持てる力をフルに出させることを可能にし、出来るだけ上のポジション(順位)にいる事。最終目標はもちろんロンドン五輪でのメダル!」だそうです。

さて今年のアメリカはWLやノルセカ大会で好成績を収めることは出来るでしょうか・・・。
by luckynoby | 2009-06-14 11:23
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