NOBYの地球ひとっ飛び ~ブログ編~ |
欧州バレー便り!
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2月は自粛していたバレー観戦、いや海外旅行!3月になり解禁だあ!
というわけで先週末CEVカップファイナル4を見にイタリアはパドバへ行って来た。 今回は飛行機の遅延もトラブルもなし。やったぜ! さて今年のCEVカップファイナル。欧州の50以上のチームが参加したこの大会の締めくくりの地はイタリア北部の中都市パドバ。この地へとやってきた正真正銘のトップ4は、イタリアからパドバとマチェラータ、ロシアからイスクラ、フランスからパリの4チーム。妥当と言えば妥当な顔ぶれだ。 1月にトップ4が決まった時点で即ファイナル4へ行く予定を立てたのは言うまでもない。イスクラにはPとベリュコが、マチェラータにはイバンがいる。パパになりたてのゲロも。実力から言えばこの2チームがパドバとパリよりも抜きん出ているのは間違いなく、ならばこの2チームの決勝戦をぜひとも見ておきたかった。仮に準決勝での対戦となったとしてもそれでよし、とにかくこの対戦カードを見たかった。 『ペトコビッチとミリュコビッチの親友初対決!』または『ミリュコビッチとアブラモフの26歳大黒柱対決!』個人的に親交のある選手達がこのような形で交わる試合は私的ではあるが非常にストーリー性に富んだ顔合わせなのである。 予想通りイスクラ対マチェラータの顔合わせとなった決勝戦。結果(スコア)だけを見れば3-0でマチェラータの圧勝のようだが、実際には20点までは全くの互角であり、非常にクオリティの高い試合であった。両チーム共に持ち味を発揮した試合ではあったのも事実。ただ20点を超えた後のマチェラータのスパートいうか集中力というか、経験豊かな選手を多くそろえたマチェラータの強力な武器なのだろう、20点まででは見られたミスもなくなり、ラリーは必ずものにするという粘り強さで、イスクラの集中力を奪っていき勝負をものにした。イスクラはロシアチームにありがちなのだが『粘り』を持ち合わせていなかった。 楽しみにしていた『親友初対決!』には残念ながら目が行かず、もっぱら唸らせてくれたのは『26歳大黒柱対決!』の方だった。方やオポジット、方やレフトとポジションは違うものの、誰もが認める大黒柱のイバンャとパーシャ!両チーム共一流選手が大勢いる中でもこの2人のコートで放つオーラの量は完璧に他の選手達のそれとは違っていた。陽のイバンと陰のパーシャ。派手なパフォーマンスを得意とし喜びを大きく表現するイバンと顔の表情がほとんど変わらないクールなパーシャ。好対照の2人ではあるが、チームメートの信頼は絶大で、決めなければいけない場面で必ず決めるという点では共通しているチームの精神的支柱の2人。 イバンが目立つのはオフェンシブな選手だから。サーブ、スパイク、ブロック、得点となるプレー全てに活躍する。一方のパーシャは完璧なオールラウンダー。欧州選手権に続き今回もレシーブ賞を受賞したように(本人は相変わらず「何故に俺?」と納得してなかったようだが)レシーブ、つなぎにも非凡な才能を持ち、全てのプレーが平均以上の出来を持つタイプ。 試合はマチェラータが勝ち、MVPもイバンが当然のようにゲットしたが、イスクラの勝利であったならそれはパーシャがゲットしていたに違いない。先の欧州選手権(銀)や、アテネのオリンピック(銅)のように、何故だかパーシャには銀または銅が良く似合う。ただこれはあくまでも最高の舞台で金を取るために悔しさをエネルギーとして蓄えているだけに違いない。イバンがアテネの金ではじけたように、パーシャにも大きな大会で金をとってもらいたい。 試合後の2人。閉会式での2人はまたも好対照!優勝にチームメート達と騒いではしゃくイバン。決して嬉しくない準優勝にふてくされた表情のまま?全く顔の表情を変えないパーシャ。個人賞で名前を呼ばれたときも、仲間とハイタッチをして壇上に上がったイバンと、嬉しさの微塵も見せないパーシャ。まあ2人の素の部分を表していてそれはそれはいいんだけれども・・・・。この2人の対決今度はナショナルチームの大きな大会の決勝戦で見てみたい。
by luckynoby
| 2006-03-09 03:43
| Match Report
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