NOBYの地球ひとっ飛び ~ブログ編~ |
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先週のフランス&イタリア3日連続3連戦観戦の旅!ラストはトレント対Corigliano!
Coriglianoは今シーズンA2からA1に上がってきたチームとはいえシーズン初戦で王者トレビゾをなんとストレートで破るという大殊勲を挙げたチーム!しかも各セット20、21、17点とベストメンバーのトレビゾに対し完璧な勝利を挙げた。 それでもこの日個人的な興味があったのは断然トレントの方!ニコロフ&カジスキーの2大砲ににポーランドのエース、ビニヤルスキー。これら世界の超一流攻撃陣を操るのが世界屈指のセッターであるニコラ(グルビッチ)。トレントのこの豪華布陣による試合を見るのが一番の目的だった。 カジスキーとニコロフ!この2人が世界でも屈指のスパイカーであるのは誰もが認めるところ。しかしブルガリア代表チームでは彼らの破壊力も常にマックスというわけにいかない事情がある。それはセッターのレベル!ブルガリアのセッターは正直世界のトップクラスにいるセッターではなく、しばし乱れるその悪トスによってスパイカー達の得点力が軽減しているのは紛れもない事実。実際多くの大会で証明されているし、何度も目撃してきた。 だからトレントでの観戦目的は「世界屈指のセッター、ニコラのトスによってどれだけカジスキー&ニコロフの攻撃力はどれだけアップするのか?」それを確かめることにあった。特にカジスキー。現段階で既に世界トップクラスのスパイカーであるが、これからますます怪物と化していくであろうその能力が天才セッターによってどのように今後開花してゆくのか。世界中のバレーファン、関係者が期待するカジスキーの更なる成長!モスクワでの2年が序幕ならば、トレントに移籍した今シーズンは第2幕!その第2幕の始まりを見たかった! ニコラ(のトスに)関してニコロフは「Only One Word! EXCELLENT!(一言!素晴らしい!)」と、カジスキーは「He is the best setter I have ever had!(今まで組んだ中で最高のセッター!)」そう評した。変幻自在のトスワークで相手ブロッカーを見事なまでに振るだけでなく、安定した一点に上げるニコラのトスは最高到達点370センチを誇るカジスキーにとっては自分の高さを活かせる最高のトス!一枚であれば確実にコースを狙い、2枚ついたとしても高さでそれを抜く技量を持ち合わせるカジスキーにとってこの日のブロッカーはさほど驚異ではなかったようで、この日の決定率は実に70%を叩き出した。 ニコロフに関しても高さのあるブロッカーに捕まることは何度かあったものの、「まさかここでライトに上げるか?」と思わせるトスがレフト側からニコラの手を離れると、素早い動きでスパイクフォーメーションを作るり、問題なく打ちこなし得点した。見ているものを唸らせるそんな芸術的な場面が3度ばかりあった。 ストレートの一方的な試合は大抵つまらないものだが、この日の試合は違った。それぞれの選手がチーム内で期待されている役割を見事に全うしたトレントの強さが際立ち、それを目撃出来たことが非常に満足であった。優秀なセッターがスパイカーを光らせ、また逆に優秀なスパイカーがセッターを光らせる。1+1が3にも4にもなりえる!チームプレーの醍醐味を目にしたそんな試合、本当に素晴らしかった! Trento 3-0 Corigliano (25-18, 25-15, 25-15) ちなみに今シーズン、イタリアセリエデビューのカジスキーのスパイク決定率は第3戦での90%を筆頭に常にハイパーセンテージをキープ!5試合終えて現在通算62,6%!そして我らがニコロフ大先生はこの日もサーブエースを5本決める大活躍!日本でもそうだったように20点過ぎてからの連続エースを連発!頼りになる大先生イタリアでも顕在!
by luckynoby
| 2007-10-21 19:30
| Match Report
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